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小児歯科

5倍速コントラ

今までは虫歯の除去、または歯を削るときはエアタービンを主に使用していたため、神経が生きている歯の時には麻酔が不可欠でした。 しかし、5倍速の電気エンジンはトルクが強く、エアタービン程の高回転ではないので痛みの発生が少ないのです。 この電気エンジンを使用してからは、麻酔の使用がとても少なくなり、治療後の麻酔の不快感から開放されるようになりました。


5倍速コントラとは電気モーターで歯を回転させる装置です。

従来の歯を削る機械は空気(エアー)で歯を回転させていました。この方法ですと軸がぶれやすいという欠点があります。

5倍速コントラは軸がぶれにくいので歯を削るときの痛みを軽減することができます。

また、歯医者独特のあの「キーン」という音もしないので怖がるお子様も少ないです。

エア・アブレーシブ法

皆さんは歯の治療に対して痛いもの、不快なもの、嫌なものという先入観があろうかと思います。

これらの問題を解消する為に当歯科医院では最新の方法として噴射式虫歯治療機で診察しています。


この機械は微細なアルファ・アルミナの粒子を空圧で噴射することにより、従来とは異なった、傷みのない治療を可能にしました。

歯科の最先端アメリカでは最もポピュラーな機械です。

痛み・麻酔・削るときに生じる不快な音・振動・臭いなどがありませんので、小さなお子様にも安心して診察することができます。

シリジェット

最新の針の無い「無針注射器・シリジェット」です。 麻酔液を圧力により、ジェット噴流として粘膜下に到達させます。 特に、お子様やご年配の方には、有効です。

噛み合わせ異常(咬合異常)

噛み合わせ異常(咬合異常)については床矯正治療をご覧下さい。

詳細はこちらへ

TFT

TFTセラピストとしての資格を持っていますので恐怖感を和らげ診療を致します。

詳細はこちらへ

乳児の虫歯について-乳歯のむし歯を侮ってはいけません

いわゆる乳歯は抜けて永久歯に生え変わるからと軽視されがちですが、この乳歯も生え変わりまで永久歯と同じに、噛む、発音する、永久歯への生え変わりをスムーズにするなど重要な働きをもっています。

ですから「どうせ抜けてなくなるんだから」と乳歯の衛生管理がおろそかになり乳歯のむし歯をそのままにしておくと、子供に様々な障害が生じてきます。

噛むことの障害

むし歯が進むと食事のたびに食ぺ物が挟まったり、痛みが生じたりして無意識のうちにそれらを避けて物を噛むようになり、食ぺ物をよく噛んで飲み込むことができなくなると共に顎の成長期にある時期に片寄った噛み癖から、顎の変形をきたすことがあります。

発音の障害

前歯のむし歯が進んで根っこだけになったり、歯を抜くことになったりすると、正しい発音を習得する大事な時期に正しく発音することができず、言語の習得に非常に悪い影響を及ぼします。

生え変わりの障害

歯と歯の接するところがむし歯になり進行すると、歯の隣のむし歯の部分に入り込み、あとから生えてくる永久歯の入るスペースが足りなくなって、永久歯が途中までしか出てこなかったり、横の方に生えてきて永久歯の歯並びが悪くなります。

また、乳歯のむし歯が進んで、永久歯が生えてくる時期よりもかなり早い時期に喪失してしまうと永久歯が顎の骨の中に埋まったままで生えてこないこともあります。

永久歯の歯並びへの障害だけでなく、永久歯自体への障害も起こります。乳歯のむし歯が進み歯の中の神経に炎症が起こって神経が死んでしまうと、歯の根の先に膿がたまる病気になります。

生え変わりを待つ永久歯は乳歯の根に包まれるようにしてあるために、根の先の病気が形成途中の永久歯に影響を及ぼして永久歯の形成不全を起こし、むし歯になり易い永久歯になってしまうことがあります。

以上のように乳歯だからといって手入れを怠ると様々な障害が生じます。

特に乳歯は永久歯に比ぺて歯の質が軟らかいため、むし歯になり易いうえ進行が早く、気がついた時には痛みが出たり、大きく穴が開いたりという事がよくあります。よく、「大人の歯になったらむし歯にならないように気をつけるから・・」という言葉を聞きますが、乳歯と永久歯はお口の中で混在する時期があり、一般に乳歯にたくさんむし歯のある子供は大人の歯もむし歯になり易い傾向にあります。

乳歯の管理は大変難しいものです。定期的に歯科医院で検診を受けて症状の出る前に早めに治療しましょう。

指しゃぶりについて(0~4,5歳児)

3歳までは心配ありません

子供の指しゃぶりは年齢によって意味が異なります 。低年齢のときはあまり気にすることはありませんが、4,5歳から小学生になっての指しゃぶりになると、単なるくせだけでなく心理的な問題、発達上の問題などが関係することもあり、放置するわけにはいかないこともあります。4、5歳まで続きますと噛みあわせに影響がでることもありますので、年齢との関係を考えてかかりつけの歯科医に相談ください。

子宮のなかで指しゃぶり

超音波を使って子宮の中の胎児の動きを観察すると、体制14週ぐらいから胎児が手をお口にもっていくようすがわかります。そして胎生7カ月を過ぎるころになると胎児が子宮のなかで自分の指をお口に入れてしゃぶる、いわゆる指しゃぶりが観察されます。胎児の指しゃぶりは生まれてからの哺乳の練習と考えられています。

赤ちゃんの指しゃぶり
気持ちのいい指しゃぶり

0歳児の指しゃぶりはあまり心配ありません。指しゃぶり自体異常なものではなく、もともと生理的なものです。自分の指を吸うということは赤ちゃんにとって大変気持ちのいいことらしく、不安をやわらげてくれたり気持ちを落ち着かせてくれるものと言われています。

しゃぶり方もいろいろ

注意してみると、ただ指をくわえるとき、しっかり吸いこんでいる時、また噛むようにしているといろいろです。しゃぶる指は親指が多いようですが、ほかの指のこともあります。観察してみてください。

1歳児の指しゃぶり

この時期の指しゃぶりは生理的なもので悪いことではありません。歯への影響も心配ありませんので、あまり神経質にならずお子さんとのふれあいを大切にしてください。いずれ自然にとれていきます。ちょっと緊張した時に本能的に安心するため指をしゃぶることが多いようです。

自然にすくなくなります

歩けるようになったり、手先が器用になり遊びや興味の対象が広がれば、指をしゃぶることもいつの間にか忘れてしまうことでしょう。

2歳児、3歳児の指しゃぶり

昼間はしなくなっても夜、寝るときになると指がお口に行っているという場合が見られます。心理的に落ちつきたい時に多いようです。さびしいとき、不安なとき指をしゃぶりながら自分の精神を安定させています。

叱るのはよくありません

前歯を押し出してしまうことがありますが、指しゃぶりをやめれば元に戻りますので、歯並びや噛みあわせに対する影響もそう心配ありません。やめさせようと注意したり叱ったりする必要はありません。

4,5歳児の指しゃぶり

そろそろやめさせたいものです。指しゃぶりの理由がどこにあるかをさがしましょう。

指しゃぶりの背景と子供の心
  1. 子ども自身の問題
    幼稚園に通うようになっても寝るときの指しゃぶりがとれないのは、何らかのストレスが考えられます。そのため人との関係に積極的になれなくて、自己表現や主張が上手にできず、行動も広がりが無かったり友達との関係がうまく作れなかったりします。
  2. 家庭環境の問題
    両親の教育姿勢に極端な違いがあって、どちらを信じてよいのかわからなかったり、お子さんの理解できないことを繰り返し求めたり、両親の意見の対立をしばしば目にして不安を感じていたりすることも原因の一つとして考えられます。
指しゃぶりの背景と子供の心
  • 歯並び:上の前歯(乳前歯)が前方に出ます。
  • 噛みあわせ:上下の前歯がかみ合わなくなり、前歯で食べ物を噛みきるという感覚を覚えにくくなります。
  • 発音:サ行、タ行、チャ行、シャ行が不明瞭になりやすくなります。
  • くちびる:閉じにくくなります
心のケアから
  • 十分な愛情や安心感、ふれあいを大切にしてあげてください。
  • 日常生活に変化をもたせて人との関係や遊びに自信を持たせます。
  • 指に刺激物を塗ったり叱ってやめさせるのは逆効果です。
  • 自分でやめたいと思わせることが大切です。
  • やめることができるようみんなで協力しましょう。

こどもの治療

お父さんお母さん、最初は泣いてうまく治療できなくても、少しずつでも必ず問題は解決されてゆきます。どうか、最初うまく治療できなくても叱らないで、少しできたことを心からたくさん褒めてあげてください。

そして優しく抱きしめてあげて下さいね。

どんな子でも、きちんとお話をして、仲良くなって、という段階をじっくり踏んでゆけば必ず心を開いてくれるし、治療できるようになります。


あとは、どれぐらい信頼関係を結べるか。

この「仲良し度合い」が、治療の成否に直結します。

当医院では、全ての治療椅子にテレビを設置して、色んなこども向けのビデオが見れます。待合室にも、おもちゃ・ぬいぐるみ等、いっぱいあります。

特に、以前十分な説明もされずに、ただ機械的に押さえつけられて治療された小児は、肉体的な痛み以上に精神的な心の傷を負っています。

そういう悲しい思いは絶対にさせたくありません。 初診のときには号泣していた子が、にこにこして治療できるようになったとき、スタッフみんなが嬉しくて嬉しくて涙ぐんでしまうこともあります。

「むしばをやっつけるときは、ちょっと痛いかもしれないけど、がんばろう!」 「今日はほんとうにがんばったねっ。偉いぞっ、この次もがんばろうね!」

お父さんお母さんが、こう言って連れてきて下されば大丈夫!

蛇足ですが、子供を叱るとき「言うこと聞かないと、歯医者さんに行って歯を削ってもらうよ。」とか「泣きやまないと、注射してもらうよ。」とか「歯医者さんで、イタイイタイしてもらいますよ。」とか「そんな悪いことをする子は、歯医者さんに連れて行きますからね。」というような「脅迫めいたしつけ」の仕方は、絶対にやめて下さいね。これをやられると、実際歯医者に来たときに最初から怖がってしまい、治療になかなか入っていけないケースが多いのです。子供は想像力が豊かですから、毎日のようにそうやって叱られていると、初めて見る歯医者さんの顔が鬼のように見えちゃうかもしれません。

それと、毎日歯を磨いてあげて、口の中を他の人に触られることに慣れさせておく。今日は見てもらうだけ、絶対痛くないなどという嘘の約束はしない。上手にできたときは治療後にはオーバーなぐらいに家族全員でほめてあげる。定期的に歯科検診を受け、歯が痛くなる前に治療を受けさせる。

どれも大切なことです。

初めて治療する場合は何かと不安ですよね。当医院では、少しでも不安感を取り除くように説明し、治療器具を見せ、音を聞かせ、危険のないものは触らせます。治療の途中でも手鏡を使い実際に見てもらいます。

「虫歯が多くて恥ずかしい」「何でこんなになるまで歯医者に来なかったのか」と、先生に叱られるんじゃないだろうか

そんな心配は全く無用です。

それどころか、よく勇気を出して来院して下さいましたね・・・がんばって治療しましょうね・・・という胸いっぱいの気持ちをもって、あなたと一緒に頑張っていきますから。。。

又、当医院では、お子様が安心できるように、スタッフは様々な工夫をしています。もし、お子様が「歯が痛い」と訴えた時には、優しく、「口の中のばい菌を退治してもらいましょうね」などと言葉をかけて連れてきて下さいね。そして、3ヶ月に1回の定期検診で、むし歯のない子・よく噛んでしっかり食べられる子に育てましょう。又、『子供の歯磨き指導』・・・大切なことは言うまでもありませんが、前歯をみがく場合、小さなお子さんはいやがることが多いものです。これは歯ブラシで歯肉や小帯(唇と歯肉をつなぐスジ)を痛めることがよくあるためで、歯磨きぎらいの子供を作る原因のひとつになっている場合がけっこうあります。(大人とこどもとでは小帯の付き方が違うので、こどもの唇をめくり過ぎると痛いのです。)要注意ですね。

それと、"3歳までが味覚の形成時期"です。3歳までは特に甘いものに注意して下さい。一生の問題になります。おじいちゃん・おばあちゃんにもぜひ、教えて下さいね。御願いします。

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