歯茎が腫れる・血が出る!
歯茎がよく腫れる、血が出る、歯がぐらついてきたなど、歯周病の代表的な症状です。 こんな症状があれば要注意なのです。
歯周病が、ただ歯茎が腫れるだけのものだと考えていませんか?
歯周病が怖いのは、痛みがなく進行するからなのです。
痛みがなく、どんどんと歯茎の中の骨(歯槽骨)を溶かしていきます。
ほおっておくと、軽度歯周炎から重度歯周炎になり、そのうち歯がぐらついてきて、歯を失うことになってしまいます。
歯周病は年齢に関係なく、小・中・高校生の方でも罹患します。
日本人が歯を失う一番の原因は実は虫歯ではなくて歯周病です。
歯肉の炎症は痛みが無く、歯周ポケット内部で進行していくため、自覚症状がないまま進行してしまうことが大きな要因でしょう。
歯周病患者さんは、歯ぐきが腫れて気づいたり、口臭に関して周囲から指摘を受けたりして気づきます。
ただその場合には、かなり状態が悪くなってしまっている場合がほとんどです。
また、最近では歯周病と糖尿病、心臓病、脳卒中などの全身疾患との密接な関係が分かってきています。
つまりあらゆる病気の原因となる、病気が歯周病といえます。
もう一つ考えられるのは、虫歯が進行して根の先端に膿が溜まり、歯茎が腫れることもあります。
上記の症状を感じた場合は歯科医に相談して下さい。